平和のための防衛大博覧会
日本に平和が蘇って12年、新生日本は独立国家として、民主的な平和国家を築きつつあり、現在のわが国の防衛体制と、国際的な防衛機構ならびに人工衛星など、世界の科学の現状を広く紹介して、国民の防衛、科学に対する認識の啓蒙と批判を仰ぐことを目的に、国連加盟1周年記念として開催をした。会場には国連の役割、国連警察軍を紹介する国連記念館。自衛隊の組織など総合的な解説をする自衛隊館。防衛の各種模型などを交えた防衛パノラマ館。防衛に協力する産業界の賛助出品を展示する防衛産業館などが建てられ、場内にあるあやめ橋を利用してつくられた、海上自衛隊の全貌を紹介する水上防衛館は立体的な構成で人気があった。また、各種兵器をオープンパノラマ形式で展示した、防衛野外大パノラマも観客の目を集め、空挺降下訓練、災害救助活動の実演、ヘリコプターの発着なども実施された。また既設の円形大劇場では、防衛に因んだアトラクションが行われた。ほかには人工衛星科学館、遊園地としての大自然博物館や大動物園のほか、飛騨高山・白川村合掌造り民家が見物できた。乃村工藝社実績(社史「ディスプレイ100年の旅」より)
資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。
株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所
公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。