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びわこ大博覧会

びわこ大博覧会

管理コード:609
開催日程:1968年09月20日(昭和43年)~1968年11月10日(昭和43年)
開催地:滋賀県
会場:大津膳所浜湖西埋立地
主催:滋賀県・大津市
入場者:0人

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【資料件数:13件】

昭和43年は、滋賀県の県政100年、大津市は市制施行70周年、さらに比叡山延暦寺の開祖1.200年祭に当たる瑞相の年で、それらにあやかった記念行事として開催された。直接的な狙いは、東海道新幹線と名神高速道路の開通、国鉄湖西線と北陸縦貫道路の着工などを背景として、観光的開発振興と盛り沢山の名分をつけてのものであった。会場面積33万平方メートル、経費5.000万円をかけ、「湖と文化の多面的追求」、「明日の滋賀県と大津市のビジョン」をテーマに、人と水のかかわり合いの歴史、将来への諸計画と構想、諸外国の湖と水の利用、文化財など、湖の文化の多角的な追求としての会場構成がなされた。パビリオンはテーマ間であるびわこ館をはじめ、世界の湖館、日本万国博を紹介する万国博館、水の変態を探る水の神秘館、人類の夢を追求する未来館、明日の乗り物を展望する交通未来館、電気のすべてを展示、演出した電気電波館、理想の衣食住を考える生活科学館、魅力あふれる美の殿堂。女性館、お国自慢が勢揃いした観光物産館、生活にポーズをと呼びかけるタバコ館、機械化される農林水産の未来を展望する農林水産館、実物大の動物を折り紙にして動かすおりがみ館などが建ち並んだ。また、忍者の実演が観客の興味を誘って人気であった。湖畔に多くある寺院から仏像や文化財も集めて展示され、「水と文化の祭り」という水と人間と文化を香り高いものにして、観客に強い印象を与えた。乃村工藝社実績「テーマ館」「びわこ館」ほか(社史「ディスプレイ100年の旅」より)

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