八郎潟干拓記念 秋田農業大博覧会
管理コード:603
開催日程:1969年08月02日(昭和44年)~1969年09月25日(昭和44年)
開催地:秋田県
会場:臨海工業用地大潟村総合中心地
主催:秋田県 秋田市 秋田県農協中央会
入場者:1,019,662人
明治100年記念事業の一環として、また日本農業のモデルとして、期待される八郎潟干拓記念として開かれた。パビリオンはドーム型を含めてすべてテント構造で、会場中央一列に冬のかまくら、春のかまくら、夏のかまくら、秋のかまくらとドームパビリオンが並ぶ。それを挟んで両側に通常のテントパビリオンで、夢の田園館、世界の農業館、伸びゆく鉱工業館、全国物産館が建ち、その反対側にこめの秋田館、農林水産業の科学館、未来の開発館、楽しい生活科学館が整然と連立する。夢の田園館では光線により、現在から未来の変化を描き出す手法で、冬のかまくらの中には、3000年のエジプトの若い王様ツタンカーメンの黄金のマスクが飾ってあった。秋田運河側には秋田の観光と物産館や東芝館があり、農機ショーやモーターショーが開かれた。また、ステージを挟んで遊園地が設けられ、ジェットコースターや夢超列車など遊戯機具が揃えられていた。会期中の8月26日、天皇・皇后両陛下が観覧された。乃村工藝社実績(社史「ディスプレイ100年の旅」より)
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