大シベリア博
日ソ共同のシベリア開発が具体化し、日本人のシベリアに対する関心が高まった折りで、日本対外文化協会が中心になり、ソ連政府をはじめ全ソ商工会議所、ソ連科学アカデミーなども全面協力。シベリアの自然、歴史、文化、芸術、産業などを、シベリアの過去、現在、未来のすべてが再現された。会場正面ホールに大きなシベリアの地図を掲げ、映像と模型でシベリア開発の現状を紹介。新しい都ノボシビルスク市のコーナーには長さ31メートル高さ、15メートルのカラーパノラマでノベシビルスク市が写しだされ、ロマンの湖バイカル湖のコーナーには、湖の模型や魚などを陳列。眠る無限の資源は大ホールの中央のトンネルに宝石や鉱物資源を展示。ほか、広大なシベリアの大自然、シベリアの住民たち、シベリアの文化・民芸、日・露・ソ交流史、シベリアの未来などのコーナーで構成。メインは巨大なマンモスが生きていた姿のまま再現され、タイミル半島で発見されたマンモスの完全骨格も特別展示され人気を集めた。また、小劇場ではシベリアの映画や民俗芸能、アトラクションなどで興趣を盛り上げた。
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