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沖縄国際海洋博覧会

沖縄国際海洋博覧会

管理コード:578
開催日程:1975年07月20日(昭和50年)~1976年01月18日(昭和51年)
開催地:沖縄県
会場:沖縄県本部半島
主催:沖縄国際海洋博覧会協会
入場者:3,485,750人

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【資料件数:498件】

万国博覧会史上はじめて「海」を対象とした国際博覧会条約(BIE)による特別博で、沖縄本土復帰記念事業の一環として開催。テーマは「海一その望ましい未来」。地球の3分の2を占める海は生命の源であり、めぐみの宝庫といわれながら未知の世界でもある。この博覧会を機会にあらためて人間と海の結びつきを調べ、確かめて「海の望ましい未来像」を考え、つくりあげる努力を。というのが目的であった。会場は沖縄本部半島の海面を含む約100万平方メートル、海に開いている形をしていて、観客がいろんな海を体験し、海との素朴なふれあいを楽しめるように計画された。海岸に沿ってクラスター方式というブドウの実が連なるようなかたちで、民族・歴史、魚、科学・技術、船の4つに区分し、各パビリオンや広場が配置された。北ゲートを入ると「めんそ一れ一」という歓迎の声。ここは民族・歴史のクラスター、「海洋文化館」「海洋博ホール」「沖縄館」「三菱未来館」「日立グループ海洋図書館」や「国際1、2号館」と海外参加出展があった。魚のクラスターには「水族館」「いるかの園」のほか海外パビリオンが並んだ。科学1技術のクラスターには、「アクアポリス」「海洋牧場」や「芙蓉グループ「三井こども館」「くじら館」「アメリカ館」「ソ連館」ほかの海外パビリオンがあった。船のクラスターには「海洋みどり館」のほか「エキスポ・ポート」、「ポート・サイド・シアター」など各館その特徴を生かしたパビリオンを建てた。アクアポリスは博覧会のシンボルで、エメラルドグリーンの海に浮かぶ、世界最初の半潜式海上都市で、海上でも陸上と変わらない快適な生活を送れることを証明してくれた。場内交通はエキスポ・ニューシティカー(海洋博KRT)は北ゲートから南ゲートまで、コンピュータにより完全無人で運行され、1・4キロメートルをわずか4から5分で結ばれていた。また、夜の会場は自然のあかりをとけこませた環境照明の演出で、南国の夜の幻想的な雰囲気を醸し出した。ほか、帆船、調査船など65隻の寄港、太平洋横断ヨットレース、星術航法によるヤップ島からの航海など、海にかかわるスポーツ競技が多彩に行われた。この博覧会の準備期間中の昭和48年10月25日に起こった石油事情の悪化で、開催機関が140日間延期になった。また開催地が本島から離れた沖縄というのと、そのうえ沖縄でも本部は過疎地であり、入場者は以外に少なく350万に満たなかった。しかし、グリーンランドで採取された12万年前の氷と3000年前の氷柱、直径60センチメートルの海底地球儀など話題も多く、復帰した沖縄と本土を交流によって近づけた効果も大きかった。、テーマ「海 その望ましい未来」、会場面積は1010000平方メートル。乃村工藝社実績「アクアポリス」「水族館」「海洋文化館」「沖縄館」「住友館」「三井こども科学館」「WOSくじら館」「芙蓉グループパビリオン」「アメリカ館」「カナダ館」「ソ連館」「イタリア館」「国際1号館・国際2号館」にかかわる(ODA51号より)

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