ギリシャ神話博
青いエーゲ海と白い神殿が会場の植物園大プールに出現した。第1会場は「オリュンポス賛歌」。ギリシャのアテネ国立考古博物館からやってきた43体(レプリカ)の神々の像が、美しく、力強く立っている。やさしく微笑みかけるミロのビーナス。カッと鋭い目をした海の神ポセイドン。そして、アポロンの妹、女神のアルテミスなど、世界的に価値のあるすぐれた美術品が展示された。第1会場から第2会場へあがる間に、神話の始まりのカオス(混沌)の時代を象徴する、タイムトンネルが設けられられていた。第2会場は「大スペクタクル女神々のドラマ」。ここはオリュンボスの山。12の神々が、どんなふうに暮らしていたかを見せる。喧嘩をしたり、怪物をやっつけたり、不思議な力を使ったり、失敗したりの話しをパノラマで構成。“神々の戦い”の場面では最新のホリミラー手法で、大洪水や大噴火などのなかで、神々が激しく戦う様を、音、光、映像を駆使して、臨場感たっぷりの演出をした。“美しい神々”のパノラマは、可愛いニンフ(美しい少女の姿をした妖精)たち、トロイアの木馬、ビーナスの誕生など、暖かいパノラマが展開される。“星のギリシャ神話”は、古代ギリシャ人が考えた星の話で、人気の星占いのコーナーも設けられた。
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