やまがた博覧会
管理コード:521
開催日程:1982年09月18日(昭和57年)~1982年10月17日(昭和57年)
開催地:山形県
会場:山形市霞城公園
主催:山形市 山形新聞社 山形放送 山形テレビ 山形商工会議所
入場者:286,134人
山形県では戦後初の博覧会で、地域活性化の典型的な地方博であった。70年代からの景気低迷のなか、県民、企業の沈滞ムードを打破し、先端産業立県をめざす山形の21世紀像を展望しようというのが開催の狙いであった。また、東北新幹線や上越新幹線の開通も迫り、さらに山形空港の整備も拡充され、高速交通網の整備によって広域化されるなかで、山形県の位置づけも明確にし、東北の時代を主張するという側面もあった。会場にはシンボルタワーの立つ出合いの広場からは、テーマの“いきいき“を冠したパビリオンが立ち並んだ。県、市出展のテーマ館は、未来の山形のジオラマ装置と、スクリーンと造型をアレンジした山形の四季のディスプレイ。また、サブテーマ館は、200度画面で世界旅行映像を見せた。出展内容はいずれも先端技術の展示であった。新聞社の企画により木下サーカスも参加するなど、全体としてエンタテイメント性を盛り込んだ要素が強かった。乃村工藝社実績・全体計画&「テーマ館」ほか(社史「ディスプレイ100年の旅」より)
資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。
株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所
公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。