西日本マリンピア
毎年こどもたちのために開催してきた大型事業「こども博」の第6弾として、今回は西日本マリンピアを開くことになった。海や河川、湖などの生き物たちの世界を探検しながら、その生態を実際に見て、親と子のコミュニケーションをの場を作ろうと企画した。会場のマリン1号館の大型水槽には、魚の王様、真鯛をはじめブリ、石鯛、クエ、エイ、ヒラメ、アラなど大型の魚が泳ぎ回る。もう一方にはアジの大群が銀色の体をキラキラ輝かせて群泳、また、竜宮城の使者・海ガメなどもゆったりと泳ぐ。魚たちは、さまざまな環境に適応、分化し、地球上に約2万種の家族を抱えていて、その中で代表的な熱帯海水魚、淡水魚などのほか、礁魚類を生態別に展示した。マリン2号館では、有名な和歌山の太地から本物のクジラと、併せて骨格標本や諸資料を展示。また、江戸時代からの近代捕鯨の歴史や、捕鯨砲やモリなどの道具類のほか、ジュゴンの剥製、魚の化石、オオム貝など世界の珍しい貝類、さらに南極の氷も出品された。そのほかフイッシュコーナーや魚拓コーナーもあった。
資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。
株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所
公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。