国際伝統工芸博覧会・京都

管理コード：488
開催日程：1984年10月06日（昭和59年）～1984年12月09日（昭和59年）
開催地：京都府
会場：国鉄京都駅南口
主催：伝統工芸京都博覧会協会・(財)伝統工芸品産業振興協会
入場者：1,302,969人

【資料件数：50件】

伝統工芸品産業振興法が制定されて10周年に当たり、伝統産業の宝庫である京都が、その中核行事として開いた専門博覧会。一方で、10年後に迫った建都1.200年への試金石の意味合いを含んでいた。会場構成はこれまでの博覧会と違い、むやみに規模を求めず、ヒューマンサイズのなかに京都の伝統である′′通り′′を再現、生成りの布で覆われたパビリオンには、伝統色の旗や紅殻格子が上品な彩りを添え、伝統の中の新しさ、新しさの中の格調というネオトラディショナルの提言を表した。メインゲートの4本のペンシルタワーを入れば、場内は伝統を生かしたストリート両側に、日本や世界の「工人の町」が並ぶ。その奧にメインの「工人の町・京都館」があり、110年振りに蘇った祇園祭船鉾が実物大で復元。隣接して映像のサントリードームと、日本と世界の未来をつなぐ国際ネオトラ館のパビリオンが並んだ。都市のなかの小型博ながら、伝統産業にコンセプトを絞り、都市空間での博覧会として一つの方向を示した。会場面積_25000平方メートル。乃村工藝社実績(社史「ディスプレイ100年の旅」より)

資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制／平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。

株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331　FAX 06-6649-3335
＜資料閲覧場所＞
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所

公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。