ならシルクロード博

管理コード：418
開催日程：1988年04月24日（昭和63年）～1988年10月23日（昭和63年）
開催地：奈良県
会場：奈良公園・平城京跡
主催：奈良県・奈良市・NHK
入場者：6,818,833人

【資料件数：226件】

従来の地方博のテーマであった未来志向、科学技術といったものから離れ、シルクロードの文物展示を中心とした”文化博”である点が大きな特徴。会場はテーマ館のある登大路と春日野、飛火野の3会場と、やや離れた平城京跡会場であった。登大路はテーマ館、郷土館、県立美術館、国立博物館で構成した。テーマ館は奈良の杉材を格子に組んだパビリオンで、エントランス上部に、「法隆寺金堂飛天」、続いて”西洋の飛天”「ニケ」の彫像が飾られ、空間に「飛天翔」という映像の大スクリーン、次のゾーンに平山郁夫の「飛天群舞図」の大陶板画。その傍らが「敦煌石窟」をリアルに復元した実像の考証展示である。パビリオンはシンボルタワーを含め、すべて膜構造であるが、春日野会場のロードサットオアシス物語り館は、日本最大のエアドームであった。飛火野は芝生の傾斜地のため、芝生を痛めない架構成で、6つのパビリオンが建てられた。この博覧会の圧巻は、県立博物館や県立美術館にシルクロード沿道10カ国の文物649点を展示したことであった。テーマ「民族の英知とロマン」、会場面積_149,000平方メートル。乃村工藝社実績「シルクロードなら館」「海のシルクロード館」「童話館」「NEC館」「タクラマ館」(社史「ディスプレイ100年の旅」&社内資料より)

資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制／平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。

株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331　FAX 06-6649-3335
＜資料閲覧場所＞
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所

公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。