ジャパンエキスポ 南紀熊野体験博

管理コード：388
開催日程：1999年04月29日（平成11年）～1999年09月19日（平成11年）
開催地：和歌山県
会場：南紀熊野地域
主催：南紀熊野体験博覧会実行委員会
入場者：3,105,970人

【資料件数：108件】

南紀熊野のシンボルは、熊野古道の熊野三山、本宮大社、速玉、那智大社大社で、これを信仰する人々が、平安中期から歩いた道が熊野古道である。「蟻の熊野詣」と名付けられていて歴史を感じさせる。博覧会最大の特徴は、南紀一円をオープンエリアにした完全な広域博覧会としたことである。見方を変えれば観光イベントでもある。従って入場料は取りようもなく無料である。一点集中型と違って会場めぐりには日数がかかり、かなりの費用を要することになる。古道にある空間にはさまざきなイベントがしつらえてあって、中辺路古道で「中辺路清姫淵の伝説イベント」を上演、自然と歴史、文化をテーマに、薪能と狂言や、オペラなど上演する「大斎原イベント」、熊野地域海岸一帯で「黒潮マリンスポーツとフェスティバル」として、いろんなイベントが演出された。オープンエリアという従来と異なった方式で、自然をパビリオンと見立てて一線を画そうとした設定だが、所詮は観光イベントの域を出なかった。テーマ「こころにリゾート実感」。乃村工藝社実績「10万人の熊野詣 熊野古道拠点施設」「中辺路いやしの広場」「本宮よみがえり館」「大門坂みたし茶屋」(社内資料より)

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