豊岡・世界のかばん博94

管理コード：360
開催日程：1994年07月14日（平成6年）～1994年08月15日（平成6年）
開催地：兵庫県
会場：兵庫県豊岡市じばさんセンター
主催：豊岡・かばん博実行委員会
入場者：0人

【資料件数：5件】

豊岡地方は江戸時代から杞柳産業を基盤に、大正時代から昭和にかけてフアィバー鞄が製造されはじめ、柳行李の販売網に乗って急速に伸び、昭和10年ごろには鞄産業が主産業になった。大戦中は原料不足で停滞したが、戦後はますます発展を遂げ、素材やデザインの面でも変化を生じた。塩化ビニール、ナイロンなどの素材を経て、天然皮革に近い人工皮革が開発された。今回の「四季彩・但馬理想の都の祭典」開催を機に、「豊岡のかばん」を紹介するために開いた地場産業博。会場には世界かばんフェスタとして、「新コンセプトかばん」のコーナーに、かばん体験セミナー、手作り工房、杞柳工房、世界のかばん展示、未来へつなぐかばんの展示と、環境にやさしいかばん、トータルフアッションからのかばん、高齢者社会に対応したかばんに分けて実物展示と実演などで見せた。また、豊岡かばんの歴史の展示やかばんミュージアムもつくられた。特別展示として徳川家康愛用のかばんが、水戸東照宮から出品された。ほか、国際バッグデザインフェアや、兵庫の地場産業展、かばん産地交流会などの協賛イベントも開かれた。

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