横浜博覧会

管理コード：321
開催日程：1989年03月25日（平成元年）～1989年10月01日（平成元年）
開催地：神奈川県
会場：みなとみらい21地区
主催：(財)横浜博覧会協会
入場者：13,337,150人

【資料件数：381件】

1989年開催の地方博の中でも、スケールが最も大きい博覧会である。会場は横浜港湾再開発地区、高度インテリジェントシティを建設する「みなとみらい21計画(MM21)」が進む、博覧会はMMC推進の潤滑油的な役割りを持っていた。会場には、横浜美術館のグランモール公園からシーサイドパークまで、一直線にイベントを行うモールが走り、両側に併行して美術館通りとテーマ館通りを設け、その間バラエティに富んだ各パビリオンを配置、木造が意表をつくテーマ館ゾーンは、宇宙をイメージ、地球館、人間館、いん石館が橋で結ばれた。出展ゾーンには、スパイラル状、円盤型宇宙船、木造船、ピラミッドと恐竜、カモメと積木、人形と聖火台など、外観のデザインに凝ったパビリオンが林立、ガリバーそのものがパビリオン、体内がシアターという館もあって、それぞれが子供たちに夢を抱かせるデザインだった。横浜ゆかりの開港記念村は、明治へタイムスリップを体験させる空間、当時の外国商館を現代風にアレンジし、長さ120メートルの街並みを再現した。また、会場内の導線からはずれたところに、港と船の博物館と日本丸を、シンボル的施設として公開した。テーマ「宇宙と子供たち」、会場面積_690,000平方メートル。乃村工藝社実績「テーマゾーン環境演出」「神奈川館」「住友館」「松下館」「横浜そごう館」「NEC C&C館」「JT館」「COOPふれあい館」「フジフィルム館」(社史「ディスプレイ100年の旅」&社内資料より)

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。