南洋スマラン博覧会
オランダ領インドネシアのジャワ島(蘭領東印度爪哇島)スマラン市で大正3(1914)年 8 月 20 日から 11 月 22 日で開催された万国博覧会。 大阪にとって南洋諸島は貿易上の得意先であり、政府とは別に出品協会を設立して、積極的に参加することにした。会長には土居通夫が就き、監督は大阪府知事大久保利武、顧問は大阪市長の池上四郎という陣容で、結局日本の総出品 240 余名中、大阪府からの出品者は 90 名にも及んだ。 (出展:「第 79 回大阪資料・古典籍室小展示 続「大阪の博覧会」展 」(大阪府立中之島図書館で開催)資料内の『南洋スマラン博覧会大阪出品協会事務報告』に関する説明文より抜粋)、南洋スマラン植民地博覧会との表記もある。(出展:河西晃祐『帝国日本の拡張と崩壊―「大東亜共栄圏」への歴史的展開』(法政大学出版局)
資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。
株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所
公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。