アメリカの恐竜博

管理コード：1712
開催日程：1994年03月17日（平成6年）～1994年06月03日（平成6年）
開催地：奈良県
会場：あやめ池遊園
主催：サンケイ新聞社
入場者：0人

【資料件数：2件】

古生物学や地質学の研究が盛んなアメリカは、世界でも指折りの化石の宝庫で、西部のユタ、コロラド、ワイオミング各州からは膨大な恐竜化石が発見されている。この博覧会はアメリカの主要な自然史博物館の協力を得て、骨格標本や生態復元標本など学術的にも興味深い資料が多数展示された。主な構成は、1、地球と生命、2、3億年前の世界、3、脊椎動物の出現(魚類)、4、恐竜を生んだ両生類、5、恐竜の誕生、6、恐竜の進化と大発展(三畳紀)、7、巨大化する恐竜(ジュラ紀)、8.多様化する恐竜(白亜紀)、9、アンモナイトの謎、10、恐竜の繁栄と絶滅、11、恐竜の次に栄える(哺乳類)、12、人類の出現と進化、13、特別コーナー(恐竜映画館)というようになっていて、日本初公開として、アロサウルスの全身骨格標本(全長11メートル)、カマラサウルスの全身骨格標本(全長20メートル)ウルトラサウルスの部分骨格標本(肩甲骨・脊椎骨・四肢脚復元)、タルボサウルスの足甲骨標本、国立恐竜公園「化石床」標本/フットブリント(恐竜足跡化石標本)、ストロベリースラブ(多数の足跡化石標本)などなどがあり、恐竜フアンがため息をつく出品が並んだ。また、円形劇場では、OSK春のおどり「狸御殿・春らんまん」が上演された。

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。