NOMURA

博覧会資料COLLECTION

国際花と緑の博覧会

国際花と緑の博覧会

管理コード:166
開催日程:1990年04月01日(平成2年)~1990年09月30日(平成2年)
開催地:大阪府
会場:大阪市鶴見緑地
主催:国際花と緑の博覧会協会
入場者:23,126,934人

この博覧会に関連する資料を見る
【資料件数:1489件】

当初、大阪市は1989年の市制100周年記念事業として、「花の博覧会」を企画していて、「花の見本市」や「花・食の祭典」などを開いていたが、その後、構想がふくらみ、ヨーロッパで開催されている国際園芸博にならって国際園芸博覧会として誘致し、開催年もその規定にしたがい1990年に変更、さらに国際博覧会条約に基づく特別博の承認も受け、大阪・鶴見緑地140ヘクタールを会場として開催された。会場全体の空間設計は、ひとつの小さな国家に構想し、山のエリアは山脈・リゾートエリアとして考え、そこに日本をはじめ世界の庭園が展示された。政府苑などのある野原のエリアは中間的なエリアで、あるいは緑の生産地として想定され、世界の珍しい花々が植栽された。また、大池は海、街のエリアは都市で日本の各企業のパビリオンが建ち並んだ。このように大きな4つの要素ー山・都市・自然・海を会場に配置し、地球を、宇宙をかたどる。その中で、大勢の人が緑の中にとけ込んで行く。そういう試みが会場に溢れていた。総じて言えば、山のエリアや野原のエリアは園芸博。街のエリアは国際博といった感じであった。東洋で初めての国際園芸博ということもあり、しかも、国際博覧会とドッキングした特殊な博覧会であったが、海外から82カ国、55国際機関が出展、欧米の園芸博にならって開催されたコンテストには、日本をはじめ世界各国から出展された作品が、園芸技術や造園の美しさを競った。また、ナショナルデーやスペシャルデーには各国元首や首相などの賓客が出席され、自国の文化や伝統芸能ほかを披露するなど国際親善を深めた。21世紀に向けて潤いのある豊かな社会の創造を目指し、花と緑を主役にした「花の万博」は、183日間に予想を上回る23,126,934人が入場し、テーマである「自然と人間の共生」を世界に強くアピールした。会場面積_1,000,000平方メートル。乃村工藝社実績「日本政府苑(都市環境棟)」「JT館」「ダイコク電機 名画の庭」「松下館」「大阪府近畿の森」「住友館」「都市・環境棟II」「MYCALパレード」「サントリー館」「東京都パビリオン」「ミドリ館」「千房 花博店」「花博 三金会出展構想」「JT館」「アグリガーデン」「ミドリ館 ロッテリア」「西武百貨店出展小間」「いけばな協会展示ブース」(社内報 Network 90年06月号より)

検索結果一覧へ戻る

博覧会検索

博覧会資料検索

資料の閲覧・貸し出しを受け付けています。(事前予約制/平日のみ)
貸し出し依頼は、博物館等の公共機関のみに限ってお受けしています。
閲覧・貸し出しをご希望の場合は事前に以下まで連絡をお願いします。

株式会社乃村工藝社 情報資料室
TEL 06-6649-3331 FAX 06-6649-3335
<資料閲覧場所>
大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階
株式会社乃村工藝社 大阪事業所

博覧会資料に関するお問い合わせ

公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。

博覧会・博覧会資料検索に戻る