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アジア太平洋博覧会 福岡89

アジア太平洋博覧会 福岡89

管理コード:160
開催日程:1989年03月17日(平成元年)~1989年09月03日(平成元年)
開催地:福岡県
会場:シーサイドももち(福岡市早良区百道浜)
主催:(財)アジア太平洋博覧会協会
入場者:8,229,399人

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【資料件数:142件】

視点をアジア太平洋に絞り、初の試みとして野外展示を取り入れたユニークな博覧会である。福岡は古くからアジア太平洋諸国との交流の歴史を培ってきた。市制100周年を機に、文化、経済を含む多面的な交流を深め、国際化、活性化を推進しようという目的であった。会場は博多湾に望む埋立地、シーサイドももち、跡地は住居、文化、教育機関を含む海浜公園都市の構想もあった。会場構成はメインゲートのある南ゾーンと、国内企業館のならぶ東・西ゾーンで、それに包まれるように、この博覧会の特徴である野外環境展示のアジア太平洋ゾーンが広がる。このゾーンのほぼ中心に、地上234メートルの正3角形構造で、ハーフミラー壁面と鋭角に切り取られた尖端がシャープな福岡タワーが建つ。その後に舞鶴城跡で見つかった古代の外交貿易拠点「鴻臚館」が再現された。館内には長さ13メートルのクリスタルガラス空間が、光と音の演出で未来都市や自然を表現する。クリスタルガラスによるジオラマは新しい発想である。アジア太平洋ゾーンの南入口には特異なスリランカの「パンドール」が建ち、ゾーンにはトロピカルビレッジ、バードカントリーと、4つの国からカヌーや帆船などが浮かべられた。また太平洋地域の民族色豊かな建物や彫刻などが点在した。会場面積_400,000平方メートル。乃村工藝社実績「テーマ館」「九州館」「NEC館」「九州電力館」「アジア太平洋ゾーン演出」「セゾンアジアゾーン天動紀館」(社史「ディスプレイ100年の旅」&社内資料より)

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