世界デザイン博覧会

管理コード：159
開催日程：1989年07月15日（平成元年）～1989年11月26日（平成元年）
開催地：愛知県
会場：名古屋城・白鳥・名古屋港
主催：(財)世界デザイン博覧会協会
入場者：15,182,822人

【資料件数：285件】

名古屋は、日本のなかでも最も工業化が進んだ地域であり、また、一方で、戦後大規模な都市計画が展開されたことでも知られる。そこに加えられるデザインは、都市のイメージと、都市の方向を大きく左右する契機となる。3つに分かれた会場は、名古屋の古代(白鳥)、近世(名古屋城)、現代(名古屋港)を象徴するデザインのメモリアルである。さらに博覧会を会場だけにとどめず、街に舞台を広げた。白鳥会場のテーマ館は、恒久施設の白鳥センチュリープラザ、4層吹き抜けのアトリュム1階部分を、導入、導出空間として利用し、空間特性を生かしたシンフォニックオブジェを展示、さらにイベントホールを、デザイン博全体のテーマ理解への先導的役割を担うものとした。白鳥会場は横長の展開で、センチュリープラザから南の日本庭園の間に、企業や団体のパビリオンが建てられた。名古屋港会場は、スチール構造と帆布でメカニックなテザインの巨大なパビリオン「ビツ!くじら館」が、会場スペースを大きく占有し内部は70mm映画とカーニバル広場で祝祭的な空間構成であった。テーマ「ひと・夢・デザイン 都市が奏でるシンフォニー」。乃村工藝社実績「テーマ館」「名古屋市館」「トヨタグループ館」(社史「ディスプレイ100年の旅」&社内資料より)

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。