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文部省博覧会(湯島聖堂博覧会)

文部省博覧会(湯島聖堂博覧会)

管理コード:1582
開催日程:1872年03月10日(明治5年)~1872年04月30日(明治5年)
開催地:東京都
会場:湯島聖堂大成殿
主催:文部省博物局
入場者:192,878人

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【資料件数:11件】

東京で開かれた最初の博覧会。文部省博物局主催の官設博覧会である。故に文部省博覧会とも呼ばれる。文部省博物局仮設場であった湯島聖堂大成殿を会場にして開いた。出品物は文部省が博物館を設ける計画で集めたもので、徳川家から献納された楽器、銅器、陶器、古金銀、漆器、硯箱など御物18点のほか、遺跡出土品、調度品、甲冑、陣羽織、刀剣などの骨董品や、動植物標本類、約620点が混然として陳列された。呼び物の名古屋城の金鯱の展示が燦然として輝き衆目を集めた。当初、開催期間を3月月10日から20日間とし、入場者を1日におおよそ1.000人と予想していたが、金鯱人気もあって毎日3.000人以上が押し寄せ、会期を再三にわたり延期し4月30日に終了した。3月13日には明治天皇が行幸され、同月27日に皇后陛下も行啓された。出品物は閉会後、翌明治6年開催のウィーン万国博覧会に参加のため、金鯱とともに海を渡った。

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