89海と島の博覧会・ひろしま

管理コード：153
開催日程：1989年07月08日（平成元年）～1989年10月29日（平成元年）
開催地：広島県
会場：広島市商工センター東湾岸島嶼部
主催：(財)海と島の博覧会協会
入場者：3,298,495人

【資料件数：182件】

広島県内の瀬戸内海沿岸部・島嶼部をネットワークのようにつなぐ会場とした。従来にない新しいコンセプトの広域回遊型博覧会。かつての海と島の立地条件を活かした工業地帯は、造船をはじめとする重工業の衰退により経済基盤が揺らぎつつあり、沿岸一体を新し海洋リゾート地域として活性化させることが、開催の狙いであった。メイン会場は、広島市西部の臨海埋立地22ヘクタール。会場構成はユニークで、あたかも広域にわたる全会場の縮図を見るかのよう、7つの海を象徴する人工の海を造成し、その周囲に”海のロマンロード”として、情熱、希望、発見、伝説、神秘、創造と7つの楽園を設けた。それらの楽園に登場する主人公たちのロマンをシンボル化し、巨大なオプジェとして展示、また、7つのゾーンごとに赤、黄、緑、茶、紫、青のイメージカラーを設定、パビリオンや外装にとりいれた。会場の導線は、パビリオンを見て歩く通常のもの以外に、その内側の水際を楽しく回る親水遊歩道が、ダブる、内側導線により、変化する情景を楽しませるとともに、開放的な爽快感を味わせ、魅力的なリゾート・イメージを演出した。テーマ「海と島のグランドデザイン輝く海と島と人々」、会場面積_240,000平方メートル。乃村工藝社実績・会場全体環境計画&「NTT館宝島」「テーマ館 BIG WAVE」「アジア館」(社史「ディスプレイ100年の旅」&社内資料より)

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。