岡山博覧会

管理コード：1518
開催日程：1879年04月01日（明治12年）～1879年04月14日（明治12年）
開催地：岡山県
会場：岡山城
主催：岡山県
入場者：0人

【資料件数：1件】

明治4年に京都博覧会が開かれて以来、全国各地でも博覧会開催が相次いだ。当時は西洋に追いつけ追い越せの風潮で、文明開化のモデルとして博覧会がブームとなったのである。しかし、博覧会といっても書画骨董の展示で、お城やお寺を会場とした小博覧会であった。この岡山博覧会もこのたぐいのものであったが、明治10年の第1回内国勧業博覧会のときに登場したアメリカ式風車や気球が上げられ、城とは不釣り合いであったが、その珍しさに大人気を博した。また、演奏会も催され茶会や動物展示も行われた。[以下、岡山県総合文化センター・郷土資料室ホームページより転載]岡山県でもこれら明治政府の動きを受け、明治12年(1879)4月高崎五六県令の主唱により、元県権令新庄厚信が頭取となった岡山博覧会社との官民合同で民立博覧会が開催されました。博覧会は岡山城本丸を会場に4月1日から6月14日まで開催されました。農業館・動物畜養所・機械館などに分かれた会場には、県内外からの出品約5,300点が陳列されました。それらを見るために初日には4,000人、会期中のべ15万人以上もの入場者があったそうです。

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