大阪博覧会
大阪博物場は明治7年9月に内本町橋詰町に設けられ、明治12年より公立博物場となり、博覧会や共進会などが開かれた。平生は古器物の展示や、現製品の優劣を競わせ、産業発展に寄与していた。室内にはあらゆる物品が充満していて、一般の縦覧に供したので、連日、満員の盛況であった。庭内には四季の草木を植え、池をつくり、鳥や小動物を飼い茶席も設け、風景を整えていた。博覧会の開催などの催しには最適であった。のちには「こども博覧会」や「旅行博覧会」なども開かれ、市民の愉しみの場として大いに賑わった。
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