第2回水産博覧会

管理コード：1420
開催日程：1897年09月01日（明治30年）～1897年11月30日（明治30年）
開催地：兵庫県
会場：神戸市・楠町 和田岬
主催：農商務省
入場者：390,555人

【資料件数：2件】

明治28年の第四回内国勧業博覧会の際、京都に集まった各地の水産業者により第二回の水産博覧会の開設建議があり、神戸市での開設が決まった。神戸市には関西府県連合共進会が使用した会場があることと、和田岬には水族放養地があり水族館を設置するのに適していたことで開催地に選ばれた。山梨県を除く全ての府県から出品され、これまでの共進会とは面目を一新する活況を呈した。従来の出品は水産製造品が主であったが、今回は漁具等の出品に補助金を付けて奨励し、各地の漁業の方法を一場で比較研究できることに重点を置いた。出品陳列についても前回が府県別の陳列であったものを、漁労、製造、養殖、教育・学芸・経済、機械器具、水族の六部に分類し観覧者に長短得失の通覧比較ができるように工夫をこらした。[第二回水産博覧会報告・国立国会図書館蔵より要約]

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