第2回全国製産品博覧会
前回が好成績であったので継続して第2回を開いた。殊に翌年に第5回内国勧業博覧会開催が決定しており、この準備として好機会であると開催した。出品物は紋織、繻子、博多、天鵞絨、麻織、綿織、絹織、縮緬、友禅、臈纈、製紙及び紙製品、扇子、団扇、漆器、製茶、食料品など、199.386点の出品を、1庁3府40県から受けて展示した。入場者101.174人。1904(明治37年)4月1日潤オ6月9日第3回全国製産品博覧会(京都)主催京都博覧会社会場岡崎公園博覧会館開催を前にして日露の風雲急を告げ、遂に開戦となった。国民の関心はこれに集中して博覧会どころではなかった。ところが、開場後は連戦連勝、その興奮が博覧会にも拍車をかけ、入場者は予想外に伸びた。出品は神奈川、埼玉、宮城、秋田、沖縄を除く全国から集められ、171.844点が出品された。
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