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東京勧業博覧会

東京勧業博覧会

管理コード:1389
開催日程:1907年03月20日(明治40年)~1907年07月31日(明治40年)
開催地:東京都
会場:上野公園(全体/博物館東西側)
主催:東京府
入場者:6,802,768人

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【資料件数:107件】

政府は第6回内国勧業博覧会は明治40年に開催するとしていたが延期し、「日本大博覧会」として、実質的に万国博覧会を開く構想をもっていた。そこで第6回内国勧業博覧会は、それに代わって東京府が東京勧業博覧会として独自に開いて、万国博覧会の端緒をつくろうと、国の補助を一切受けず、東京府の負担と市民の寄付金によって開催をした。上野公園総面積約17万平方メートルに、公園を第1会場として、不忍池畔を第2会場に、帝室博物館の西を第3会場とした。第1会場に第1号館から第5号館と、美術館、人類館、園芸館などを建て、第2会場の不忍池畔に台湾館、朝鮮館、外国館、機械館、三菱館、ガス館など企業館と各府県の売店が並び、池畔にはウォーターシュートや水族館、世界館などが設けられ人気を呼んだ。このとき不忍池畔に初めて渡月橋が架設され、夜間はイルミネーションの灯が池に映り、文明の象徴とされた。第1会場にも21メートルの空中観覧車が登場し、不思議館、水晶館、自動活動写真館などの娯楽施設がつくられた。この博覧会は明治期の掉尾を飾るにふさわしく、諸外国の出品も多く、政府主催の内国勧業博覧会同様の規模と内容で、入場者も6.802.768人を集めた。[従来、この博覧会が観覧車の日本初登場とされていたが、明治39年大阪での戦勝記念博覧会が最初であることが確認された]

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