畜産工芸博覧会
不忍池畔約16,000平方メートルを会場として、国産奨励会より借り入れた敷地のほか、東京帝国博物館所管敷地の一部も使用して開催した。正面を入った広場には水禽放養所を囲んで綿羊牧場模型と牛馬牧場模型がつくられ、それぞれの前に厩舎と羊舎があり、放牧場が設けられていた。本館内には畜産にかかわる商品が全国から出品された。東館には三越呉服店、白木屋呉服店、金鶴香水などのほか各県、各社の展示。西館には糧秣本ほ廠、被服本廠、東京砲兵工廠や各県、各社。北館には大阪府、京都府、北海道だけの出品であった。また、広場の別館には朝鮮総督府が出品、展示をした。西門近くには余興場や売店がならび、館内の見物で疲れた観客を癒した。
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