皇孫御誕生記念こども博覧会

管理コード：1176
開催日程：1926年07月01日（大正15年）～1926年08月20日（大正15年）
開催地：京都府
会場：岡崎公園
主催：大阪毎日新聞社・東京日日新聞社
入場者：1,509,544人

【資料件数：40件】

東京開催を成功させた毎日新聞社・社長の本山彦一の発想で、皇室と最もゆかりの深い京都も開催すべきと、同社の分身である東京日日新聞聞社とともに岡崎公園を会場に再開催したのである。会場43,000平方メートル、そのなかの応天門通りを中心に、公会堂、本館のある第1会場の第2勧業館、児童創作館や砂遊場のある第2会場、照宮記念館のある市立工芸館に分け、照宮記念館には照宮殿下のご誕生儀式に使用した品々などが展示された。第1会場の本館には、子供と母の家、きもの館、おもちゃ館、電気館、栄養館、教育館、北極館、娯楽館などがつくられた。第2会場は子供のための遊戯施設がつくられ、こども汽車やこども馬場なども設けられ、常時子供たちの歓声があがった。季節は夏真っ盛りで、東京に比べて人口の少ない京都であもり、十分な入場者は見込めないと予想されたが、新聞社特有の宣伝力も利いて大成功を収めた。

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公開している資料の年代は明治から平成に至る広範なものです。博覧会の主催団体の解散もあり著作権の確認が行えないものが大多数です。著作権の所有に関してご一報いただければ幸いです。