全国産業博覧会
高松市は四国における物資の集散地で、瀬戸内海の要衝として発展を遂げてきた。それを更に進展させる夢は高松港の修築工事で、巨額と6年の歳月をかけてようやく完成をみたのを機に、記念の博覧会を開いたのである。会場には北海道、朝鮮、台湾からの参加もみて、伝説「海女の玉乗り」に因んで、向かい合う2匹の竜の中央に珠玉を配したファサードの讃岐郷土館をはじめ、農林水産館、機械館、小鳥館などが建てられ、お膝元の四国四県の出品物の展示や、全国からの参加を得て各種大会のイベントも行われた。このように会場には産業・文化の殿堂がならび、玉藻城下は一大歓楽場を現出した。乃村工藝社実績「讃岐館」(社史「70万時間の旅2」より)
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