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観艦式記念海港博覧会

観艦式記念海港博覧会

管理コード:1079
開催日程:1930年09月20日(昭和5年)~1930年10月31日(昭和5年)
開催地:兵庫県
会場:中ノ島・港川公園他
主催:神戸博覧会協会
入場者:1,175,215人

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【資料件数:38件】

この時期は、日本が世界の三大海軍国として誇っていた。神戸港外に艦船2百余隻を浮かべ、堂々としかも華々しく、海軍大演習を天皇陛下が御親臨するという盛儀が展開されたのである。神戸港でのこの観艦式は、開港60有余年の歴史の中ては4度目のことで、これを機会に海事思想を普及し、同時に海外貿易の振興を促進させようとする目的で開かれた。本会場は兵庫突堤埋め立地約10万平方メートル。その中央を貫通して花壇、噴水を設け、左右に本館、特設館、音楽堂、その隣りに万国街。続いて子供の国などを配置。また、海軍館、船舶館、港湾館、航空館、貿易館、発明館、海事海運館の10館。その奧の特設館地域には東京館、電気館、奈良館、右手に神港館、蚕糸館、朝鮮館、大阪館、三重館、京都館の6館が建てられた。湊川公園は約10万8000平方メートル。ここに勧業館を本館に当て、正門近くに水族館と軍艦「陸奥」の主砲と砲弾の模型が展示され、海軍戦利品などの陳列場とし、飛行塔や潜望鏡を備えた。余興は怪力婦人とかドイツの大魔術などがあったが、なかでも大砲からドンと大空へ弾丸となって人間を打上げる「人間大砲」は、観衆の大絶賛を受けた。

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