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御遷宮奉祝神都博覧会

御遷宮奉祝神都博覧会

管理コード:1074
開催日程:1930年03月10日(昭和5年)~1930年05月10日(昭和5年)
開催地:三重県
会場:宇治山田(度会郡役所跡)
主催:宇治山田市
入場者:445,196人

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【資料件数:43件】

昭和4年秋の伊勢神宮遷宮のあとを受けて、全国から新造の神宮参拝が増加するのを機に神宮周辺を神都とする構想もあり、奉祝記念事業としても、観光振興の好機と開催。会場は宇治山田市の度会郡役所跡で、正面中央に本館、農林館、国産館が主要パビリオンとして建てられ、国産館内部には3府32県からの出品が展示された。御大典に使用された御物や勲章などを陳列した御物館や、神代からの歴史を18面のジオラマにした歴史館がつくられた。これは大礼記念館と合わせて神都記念館として閉会後も遺された。また、大阪の朝日新聞社と毎日新聞社が展示スペースを設け、電光ニュースや活動写真を上映するなど両社が競って気を吐いた。一方、北海道館、樺太館、台湾館、朝鮮館、満蒙館などが単独の展示館として出展した。このほか有料の御遷宮記念館では遷宮の状況や神宮の由緒をジオラマで見せた。名物館では江戸時代の伊勢参りの様子を再現し、名勝館では伊勢近辺の景色を段返し式キネオラマで見せた。演芸館は地元芸妓連の伊勢音頭や七福神踊りを上演して賑わった。また、場内イベントとして実際の宇治橋の模型橋が作られ、昔の投げ銭の風俗を体験させた。

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