産業と観光の大博覧会
管理コード:1040
開催日程:1932年04月12日(昭和7年)~1932年06月05日(昭和7年)
開催地:石川県
会場:第1会場・出羽町練兵場、第2会場・旧金沢城本丸跡
主催:金沢市
入場者:560,840人
「名にしおふ、み空のひかり加賀やかに、さくやこの花北国の、昔を今にかくれなき、剣梅鉢の紋どころ、百万石をまのあたり、百花爛漫一時に開いて、東西南北四方より、つどいさざめく、賑わいや」出羽町練兵場跡の会場配置は、正面入口を入ったところに逓信館と日支事変館があり、その間に親鸞の業績を18面のジオラマで見せる、純仏教式紫宸殿形の大谷派本願寺金沢教区の親鸞館があった。その真ん中に機械館が建てられていて、それを挟んで左側に迎賓館、ラジオ・絹業館、東京館と、金沢の誇る美術工芸館などが並んだ。右側には台湾館、北海道館、満蒙館、国防館、学芸館などが入り交じって建てられ、その裏手に水族館と海女館があった。会場のいちばん奧に本館があり、中庭に噴水を備えた巨大な建物で、会場施設の大半の大きさを占めていた。ここには全国の優良特産品を網羅した出品が展示された。この本館横に演芸館と大仏を外装にした奈良館、名古屋城を象った名古屋館や、お国柄を表した建物の朝鮮館と樺太館があって、裏門近くに農産館と機械館が建てられた。
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