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小樽海港博覧会

小樽海港博覧会

管理コード:1051
開催日程:1931年07月11日(昭和6年)~1931年08月20日(昭和6年)
開催地:北海道
会場:小樽海岸埋立地
主催:小樽市・小樽商工会議所
入場者:474,814人

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【資料件数:7件】

北洋第一の商港小樽は、港勢進展に伴い港湾修築工事が完成したのを機に、国民海事思想の普及と、産業貿易振興を図ることを目的として開設したが、隣市、札幌でも同時期に国産振興北海道博覧会を開くため、それと提携して第3会場とした。会場正面は海事思想を象徴する意味で船体を表現し、その上に高さ13メートルの高搭を付帯して、更に上部に7メートルの旗竿を立て、左右に回転させた。場内には海事海運館と巨大な第1・第2の産業貿易館が建てられた。それと並んでこの博覧会の目玉である水族館がつくられ、大衆的興味だけでなく海の縮図として、水族の生態の妙趣を如実に展開し、水の世界に対して科学知識を喚起させ、海を象徴するものと、この博覧会のシンボルパビリオンとした。ほか発明商品館、参考館などもつくられたが、ソビエト館、樺太館など外国からの参加もあった。また、観客の人気のあったものに世界一周旅行館や潜水館、それに演芸館があった。経済不況の時であったが、予期以上の入場者を得て、余剰金を生じる好成績であった。

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