東京2020に向けて大会機運を盛り上げる映像展示ができるまでーNOMLAB中村瞳インタビュー

【ツナガリングハート】社員の個性のつながりをパワーに

東京・お台場にある乃村工藝社エントランスに足を踏み入れると目に飛び込んでくる大型の映像展示。

この映像展示物「ツナガリングハート」は、アクションムービーや人文字表現などの出演、映像演出の振付、企画から制作まですべて社員が中心となって手がけたものです。

「ツナガリングハート」は多彩なコンテンツが企画されており、大会開催までの期間、社員同士のつながりを深め、社員の機運を盛り上げることを目的にスタートしました。

クリエイティブディレクションを担当したNOMLAB 中村瞳さんに、「ツナガリングハート」ができあがるまでのプロセスと今後のコンテンツ展開について聞きました。

人文字がつなぐ結束力

乃村工藝社が東京2020オフィシャルサポーター(内部空間・展示空間デザイン、設計、施工)となったのを機に「ツナガリングプロジェクト」が誕生しました。

その活動の一環として社内機運を盛り上げるために企画されたのが社員一丸となって参加できる映像展示物「ツナガリングハート」です。

社員の皆さんに人文字を中心とした様々なポーズを取ってもらうことで、知らない社員同士でもいつの間にか手を取り合い、つながりが生まれることを願って企画されました。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催までのデイカウントを社員の人文字で表示させていきます。その文字ひとつひとつの存在が東京2020までの日々を刻み、社員が文字となることで、それぞれの力を結集して共に東京2020に参加しようという意味につながっていきます。

人文字の撮影では、筋力や運動能力が求められる数字の「5」、互いを信頼して初めてカタチが作れる「0」、チームワークが欠かせない「2」など、大変な場面も多かったですが、NGを出しても何回もチャレンジしてくれたので、撮影は非常にスムーズに進みました。

アカウント(営業)職、デザイナー職、プランナー職、ディレクター(制作)職、スタッフ職など、さまざまな職種の社員が集合しましたが、みなさん結構ノリノリで、社員の個々のパワーや熱意を感じました。「ツナガリングハート」は、その熱意を結集させた賜物だと思います。乃村工藝社や、グループ会社のノムラプロダクツ、ノムラデュオといった、さまざまな人々が一堂に集まり、表情を変えながら自由に動きまわる私たちならではの絵が出来たと思っています。

互いを信頼して初めてカタチが作れる「0」

スペシャルゲストの畠山愛理さん(ロンドン2012・リオ2016オリンピック新体操女子団体日本代表)と社員が10種類の人文字に挑戦

社員の個性が発揮された楽しい映像

社長やパラリンピアンの西崎哲男も参加

コンテンツは時間帯によって変化します。朝は鞄をもって出社している姿、ランチタイムはりんごやバナナ、お弁当を食べるような仕草など、自由に表現してもらいました。

またパントマイムやバランスボール、キャスター付のイスを使って4面を駆け抜けるようなコンテンツもあります。フリーアクションではみなさんの個性が発揮され楽しい映像になっています。

スロットコンテンツやスペシャルムービーの仕掛けも

さらに、撮影した顔画像がくるくるとランダムに表示され、それが4面揃うと全身ポーズが出てくるスロットコンテンツもあります。

スペシャルゲストとして参加してくださったオリンピアンの畠山愛理さん(ロンドン2012・リオ2016オリンピック新体操女子団体日本代表)が4面揃った時だけ、畠山愛理さんポーズの数字やファッションショー画面が見られる仕掛けです。

スロットが揃うと出現するスペシャルコンテンツにはオリンピアンの畠山愛理さんが登場

国内外にいる社員も参加できるように、自分で写真を送ることで、いつでも・どこでも参加できるアバターコンテンツも用意しました。普通顔と変顔の2パターンの顔写真を撮影し、胴体だけのキャラクターにはめ込み、たくさんの顔が登場するリアルなキャラクターのコンテンツです。それぞれの名前も表示しました。

ツナガリングハートのために開発したオリジナルアプリケーションで制御していて、一人ひとりの写真や動画データをホルダーに入れるとランダムに表示される仕組みです。

新入社員の皆さんや追加撮影した画像などの新しいデータも更新できるシステムですので、大会前までどんどんコンテンツを増やし続けていく予定です。

空間xデジタルテクノロジーで全員一丸となって社外&世界にアピール

現在、私が所属する「NOMLAB」は、「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマとしたラボラトリーで、乃村工藝社が得意とする空間と様々な技術を持つ企業やアーティスト、テクノロジストと協働し、新たな場づくりに取り組んでいます。

「ツナガリングハート」の初回制作の撮影は、東京本社と大阪事業所で行われ300名が参加し、これまで総勢430名以上の社員が参加しています。今後、国内・国外の支店や、さまざまな拠点で働いている社員も、どこにいても顔写真を準備するだけでこのプロジェクトに参加することができる仕掛けを盛り込んでいます。

「ツナガリングハート」を見ることで、知らない部署の人たちの新たなつながりや会話が生まれたり、協力社の方々が「乃村工藝社さんは、こういう取組みもやっているのね」と改めて認識してくださることで、新たなつながりが生まれたりしています。

一人ひとりのパワーを結集して大会を盛り上げたい

これまでは「つながり」をメインテーマにコンテンツを作ってきましたが、次回のコンテンツ更新では、2020年に向けたバージョンアップを考えています。人と人の様々な「つながり」が一つに集まり、大きなチームとなった時の人々の団結力や絆を表現した集大成になると期待しています。

これからもツナガリングハートをきっかけに、参加することで社員一人ひとりが主役になり、みんなのパワーを結集して大会を盛り上げていきたいと思います。

今、共にたつ歓びを。

オリンピック、パラリンピックは届けてくれる。
それは同じ場所で同じ時間を
共に生きている事を確かめあう歓びを。
新しい東京、新しい日本、そして世界へ。
私たちは次の時代を舞台にして
たくさんの人びとと
共にたつ歓びを創っていく。

お問い合わせ

東京2020大会における乃村工藝社の取り組みや本ページ掲載内容に関するご質問、​
サービスに関するご相談は、下記よりお問い合わせください。​