社員紹介:プランニング職
斎藤 雄一(Yuichi Saito)
CCカンパニークリエイティブ統括部
クリエイティブ・ディレクション部
1999年入社 環境情報学科
乃村工藝社との出会い
私の専攻した学科は、コンピュータ、デザイン、CG、建築などの幅広い領域をカバーするものでしたが、自分としては、どれか一つの分野だけを専門としたいとは思いませんでした。文化祭やクラシックのコンサートなどを企画・実施してきた経験などから、人の集まる空間を作り上げていくこと、デザインや建築の分野でのプロデュースやマネジメントに興味がありました。不動産のディベロッパーや広告代理店などの選択肢もありましたが、就職活動をはじめて乃村工藝社を知り、ここが一番自分のやりたいことができそうだと思ったのです。何より、出会った乃村工藝社の方々の人柄がよく、元気が出てくる感じが決め手でした。
仕事について
入社1年目から2年目の半ばまでは、さまざまな現場の制作管理業務を担当しました。最初の現場はアミューズメント施設の大規模な改装で3ヶ月現場にはりつきました。それまでの学生生活とは一変。工事現場のラジオ体操で始まる毎日でした。しかし、モノをつくっている現場にいるというのが、自分の予想をはるかに超えて、すごく楽しかったんです。
一方、学生時代の課題と違って、仕事では1日でも遅れれば、コスト面でも工程面でも関わる人たちへの影響がとても大きい。自分のひとつひとつの意思決定が、すべてに影響することの責任を実感しました。
3年目からプランナーとしてプロデュースセクションに配属されました。プランナーは企画を出すのが仕事ですから、配属当初はいろいろなプロジェクトに呼ばれ「企画を出せ」といわれました。没になったものがほとんどですが、よければ経験のない私の意見でも取り入れてもらえました。一年もたたないうちに、独り立ちしてプロジェクトを担当するようになっていました。現在では、長いものでは2年、短いものは3ヶ月位のプロジェクトを4,5本並行して担当しています。ショールームなどの施設と展示会などのイベントの仕事が半々という感じでしょうか。
MC事業本部は主に企業のコミュニケーション分野を担当しますが、TVCMや雑誌広告に比べると、「空間」はメッセージの伝達手法がいろいろ選べます。
場所を通してメッセージを伝えるやり方は、映像でも言葉でも何でもありですから、最もよい表現の仕方を考えて、ひとつのストーリーを作っていくのがプランナーの大切な役割です。また、特にイベントの場合は入った瞬間の印象、インパクトを大切にしています。空間は来場者に伝えられる情報量が圧倒的に多いので、それだけダイナミズムがある展開を考える必要があります。いずれにおいても、現場経験があるので、実現性や予算もある程度考えながらできるのは自分の強みだと思います。
デザイナーやプランナーに必要なのは、クライアントのためになるものを作るのだ、ということを意識することだと思います。クライアントのほしいものではなく、ためになるものを作ることです。論理的かつ合理的なものを作るのが、プランナーとしてのベースですが、右脳と左脳のバランスをとっていくことが重要で、カッコいいけれど使えないものや、機能的だけれどもつまらない、そのいずれでもだめだと思っています。
乃村工藝社の良さ
大きく3つあると思います。
まず、乃村工藝社ならではの大きい仕事ができること。国内の規模も大きく難易度の高いプロジェクトの多くに関わることができます。最近ではディスプレイ業界内というより、広告代理店と競合することがふえてきました。二つめは、誰が言った意見でも、年やポジションに関係なくいい意見であれば取り入れてくれること、そしてできるだけ本人の希望を活かしてやりたい仕事をやらせてくれる風土があります。三つめは、優秀な人が多いこと、それぞれの人が独自の視点を持って、常に新しい考えを取り入れながら仕事をしている。社内だけでも刺激的で、さらにそこに賛同して集まってくれる社外ブレーンにも多くの刺激を受けています。
リラックス方法
休日はなるべく仕事のことは考えないで、素の一般市民として過ごすようにしています。ただ、いい経験を人に与えられるためには、自分もいい経験をたくさんした方がいいと思って、食事や遊び、旅行などはちょっと無理してもお金を使うようにしています。一番のリフレッシュは料理。それも、オトコの料理ではなく、ぶらりと買い物に行って、お買い得な食材で作る「お母さんの料理」なんです。
学生への一言
「ノムラの仕事は面白そう」とよく言われますが、本当に面白いです。空間に興味があるけれど、仕事として選ぶのはどうなんだろうと迷っている人には、ぜひ「好きなことを恐れずに頑張った方がいい」と言いたいですね。私自身、思っていた以上に楽しいですから。自分の手で何かをどんどん作っていって、それが残り、人が喜んでくれるということに、とても満足しています。



