社員紹介:専門技術職

岡 邦彦(Kunihiko Oka) CCカンパニークリエイティブ統括部
エンジニアリング・ディレクション部 第1ルーム
1991年入社 版画科

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乃村工藝社との出会い

乃村工藝社には中途で入社しました。大学では美術を専攻しましたが、作家になるつもりはなく就職して、グラフィックデザインや印刷、映像を扱う会社で6年、企画デザイン業務を担当していました。そこで平面でやりたいことをいろいろやれた感があって、空間への興味が出てきたときに、乃村工藝社にいた知人に誘われて転職しました。ちょうど乃村工藝社が「展示」に情報性を持たせようとしていたときで、私のようなコンテンツよりの経験を持って、空間をみることができる人が求められていたのです。

その後、企業を対象としたビジネスのスピードと幅が広がってくるなかで、コンテンツをベースにした新しいソリューションの企画とその実行を担当。特に得意とする演出技術を核にして、空間作りから運営まで全体をみるプロデューサー兼プランナー的役割を果たしています。


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印象に残る仕事

これまでの乃村工藝社にはなかったような新しい試みをずっと担当してきましたので、どの仕事も印象深く残っています。基本は、まず空間ありきではなく、コンテンツ・オリエンテッドでメッセージを構築し、それをもとに全体を企画・プロデュース・実行するというスタイルです。

たとえば、2004年のITSワールド(※高度道路交通システム)では、全体の企画から運営までを担当。その規模の大きさや動員数の多さ、そして官から民までの多彩な出展者の顔ぶれといった面で、さまざまな苦労もあった分、とても貴重な経験となりました。これは、それまでの乃村工藝社の得意としていた空間を作る仕事とは少し方向性の異なる仕事でしたが、新しいビジネス領域を広げていく一つのきっかけになった仕事といえます。

新しいビジネス領域では、広告代理店などとコンペになることも多いのですが、空間やコンテンツの「モノ作り」全てを自分たちでできるという強みを活かすことが、私たちの最大の差別化になっています。今の時代に「工藝社」であることに誇りを持って、軸足をしっかりとモノ作りの質の高さに置いた上でいろいろな新しい領域にチャレンジしてゆく事が、ビジネスにより大きな広がりを生むことにつながっているのではないでしょうか。

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乃村工藝社の良さ

先ほど述べたように、モノづくりの発想力や質においてどこにも負けないことが、乃村工藝社の良さです。そして、その軸足がぶれないからこそ、柔軟にいろいろなことに挑戦できるのだと思います。それから私自身、これまでやりたいことをやってこれたと思っているので、仕事に対してのストレスはほとんどありません。これからも、自分でしかできないこと、自分だからできることをやりたいと思っています。

リラックス方法

リラックスも大切にしています。大型バイクが好きで、ドカティに乗ったりしています。最近は、自転車にも興味が出てきて自分で手を入れたりして、かなりハマりかけていますね。いろいろなことに興味があるので、結局そうした興味の広さが仕事にも活かされているように思います。遊びも大切にしたいと思っています。


学生への一言

私が学んだ美術の世界では、作家という選択肢もありました。しかし作家は主体があくまでも自分です。自分の価値観にこだわって、それを作品という形にするわけです。それに比べ、この仕事はメッセージの主体は第三者でありながら、それを伝える方法にこだわるところが、難しく、面白いところだと感じています。自分の価値感を広げなければできない仕事だからです。映像でも文章でも何でもいいのですが、自分でコンテンツを作った経験があって「みんなが集まって楽しめることは何だろう?」と考えられるような人に、是非、きてもらいたいと思っています。

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