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原子力平和利用博覧会

原子力平和利用博覧会

管理コード:713
開催日程:1955年11月01日(昭和30年)~1955年12月12日(昭和30年)
開催地:東京都
会場:日比谷公園
主催:読売新聞社
入場者:367,669人

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【資料件数:1件】

時代の要請により生まれた博覧会で、日比谷公園に特設会場を設けて開催した。原子力の平和利用に対する世界の関心が高まりつつあったが、日本での原子力利用に関わる博覧会はとしては、優れた内容で評判が良かった。日比谷公園に約1.487平方メートルの鉄骨ジュラルミン張りの展示館を建て、館内には15部門に分かれて、原子力の初歩から難解な原子炉原理に至るまでの高い知識を、分かり易く模型やパネルで解説した。特にコバルト60を使った医療品の実物大模型は注目された。博覧会は好評により閉会翌年より、名古屋、大阪(乃村工藝社施工)、京都(乃村工藝社施工)、広島、福岡、札幌へと全国20カ所へ移動博覧会として開催され、観客総数250万人を動員した。乃村工藝社実績・主要施設を施工、「特設館」の外観や内装、会場構成はもとより電光式原子核分裂連鎖反応装置や内部構造の見えるサイクロトロン模型のほか、あらゆる面に制作スタッフの力のかぎりが発揮された(社史「70万時間の旅3」より)

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